第33回ロービジョンケア十勝交流会のご報告 †12月17日(土)午後1時から3時まで、会場とZoomミーティングを結んで行いました。会場には12人、Zoomでの参加者は8人でした。 みなさんで話し合った内容をご報告します。 車道に出たところ、滑って転倒した。けがはなし。 電磁調理器を日常生活用具の補助を受けて購入した。知人が、調理でやけどをした。その方は重度の弱視で家族と暮らしているため、電磁調理器には補助がないので、何とかならないのかと思う。 とかちプラザで集まりがあり、帰りに、案内の係りの方が、タクシー乗り場まで親切に案内してくれて、とてもありがたく感じた。 テレビでサッカーを見ているがほとんど見えていないので、想像しながら聞いていた。明日で終わってしまうのは残念だ。 視野は狭いが若干見えている。高度な生活訓練を受けてきたので、調理に興味を持った。買い物の際、そばにいたおねえさんが、商品を袋に詰めてくれ、たいへんうれしく思った。 後期高齢者になったので、障害者福祉の制度から介護に移行することにより、自己負担が増える。ケアマネに相談して、介護と、同行援護を併用して利用できるようになってよかった。 盲導犬育成該当募金活動を継続するために、帯広市の助成を受けるため活動を進めている。しばらくできていなかった十勝の旅も来年は実施していきたい。 ケアマネは、介護保険優先という対応をする人が多いので、担当する人によく理解してもらうことが大事。 サッカーを見る際、NHKよりアベマのほうが、よいと思う。理由は状況を細かく説明してくれることと、解説が面白い。ラジオも聞きやすい。 雪の後雨が降り、転んだが肘を打った程度ですんだ。次の日になって首が痛くなった。みなさん気を付けて歩いてください。 次に、北海道盲導犬協会の入所による生活訓練に参加した方の報告がありましたので紹介します。 今回は、1週間の予定で参加した。白杖による歩行訓練を受けた。初めて訓練を受けたが、とても勉強になった。白杖をもって歩くことで、楽に歩けるということを知った。来年、2週間のコースを予約して、もっとしっかり学ぼうと思っている。書くための各種用具・用紙などの細かい指導を受けた。情報機器の使い方の指導も受けた。そのため、スマホもかなり使いやすくなった。居室は、普段使っているものは全てそろっている。訓練期間が少なかったので、それらの訓練はあまりできなかった。教えてもらえる人がそばにはいないのだということが分かった。生活訓練ではそれらのことを教えてもらってとてもありがたかった。目が見えない人はこういうものだということをよく知っている人が的確なアドバイスをしてくれるということで、とてもありがたい。ロービジョンケア北海道(札幌)に参加できて、いろいろな人と会えたのもよかった。その中で様々な見え方の人が沢山いることも知った。みなさん、とても元気だった。最後に、帯広駅から、グリーンプラザまで、盲導犬協会の歩行訓練士の指導で、白杖で歩く練習もできた。その中でメンタルマップ(頭の中で地図を理解すること)が必要なことを学んだ。白杖の種類が沢山あり、利用する人に合ったものを選択してもらうことも大事。盲導犬の歩行体験をやってみて、歩く速さが速いのに驚いた。怖さはなかった。よい体験だった。 入所による生活訓練について、質問があり、盲導犬協会の方に回答していただきました。 自己負担は、食費1食350円とリネン費として一回の入所で2000円のみ。今希望したら、いつ頃入所できるかとの質問に、コロナ対策のこともあり、来春以降になるかもとのこと。入所期間は希望により1週間程度から、何回でも可能。身障手帳の有無にかかわらず、入所できるとのこと。訓練内容は、入所者との相談で、期間も含めて決めていくとのことでした。 次に、音声対応の電磁調理器、体重計、体温計の日常用具指定が話題になり、単身者限定を外してほしいとの意見がでました。ケアマネや役所の担当者によって対応がかなり違うとの指摘もありました。 次に、来年に向けて、どんなことを行いたいか、話していただきました。 ボッチャなどのゲームで、交流が深まればよい。体を動かすのもよいのでは。ペットボトルをスリッパで倒すゲーム。ブラインドサッカーのボールを使うゲーム。グリーンパークの散歩などはどうかなどなど、話し合うこと以外のことで、交流を深めたいとの意見が多数出されました。 最後に、感想を出し合って終了しました。 次回第34回交流会は、1月21日(土)午後1時からグループラインを利用してのオンラインのみでの開催です。また、2月の第35回交流会は2月18日(土)、会場とオンラインでの開催を予定しています。 どうぞ、ご参加ください。 第33回ロービジョンケア十勝交流会のお知らせ †12月17日(土)第33回ロービジョンケア十勝交流会を行います。 いよいよ十勝にも雪が降り、寒い季節がやってきました。新型コロナの感染もなか なかおさまらず、不自由な生活が続いています。 ロービジョンケア十勝交流会は、感染対策を取りながら対面で実施します。また、 当日会場に来られない方は、ZOOMを利用してオンラインで参加していただけます。 今年最後の集まりです。みなさんのご参加をお待ちしています。
第32回ロービジョンケア十勝交流会のご報告 †11月19日(土)午後1時から3時まで、オンラインのみでの開催で、十勝管外の3人を含む、13人が参加しました。 交流会の中で話されたことなどを紹介します。 東京・福島などに行ってきたが、アイフォンとアップルのナビ機能を使って、歩くことができて、便利な時代になったことを実感した。 寒くなると足腰が痛くなってきて、年を感じる。 職場の部下がコロナに感染していて、大変。ご飯の水加減が難しく、自分で炊くのが難しい。 数人から、水加減の要領について、計量カップを使うなどして、おいしく炊けるとのアドバイスがあった。 コロナに対する緊張感は少し緩んでいる気がする。 就労支援事業で、今まで木製スプーンを作成していたが、今、髪飾りに挑戦している。 オムロンの体温計を購入し、オムロンコネクトというアプリをアイフォンに入れて音声でデータを確認している。データが残るのも便利。このアプリは、血圧計、多用途体重計、酸素濃度測定器にも対応している。必要な人はどうぞ、という紹介。 テレビは眼鏡をかけると見える。文字も大きく書いたものは読み書きはできるが、小さなものが見えず、腹立たしいことがある。毎日、生活支援のヘルパーに来てもらっている。娘に手伝ってもらって、盲導犬と一緒に、買い物をしている。多くの種類の中から欲しいものを選んで買い物をするのがとても楽しい。 病院で出た処方箋を院外薬局にFAXすると、薬剤師が届けてくれる。その際、血圧や血糖値のチェックもしてくれる。電池切れの時も対応してくれている。これは、ケアマネが立てたケアプランに基づいて行われているサービス。 困ったことがあったら、ケアマネに相談することが大事。 ゴミはゴミステーションまで収集車の人が持って行ってくれる。そういうサービスも利用できる。市に相談するとよい。 除雪についても、市に相談すると、シルバー人材センターの人が来てくれる。ただし、優良となる。 血糖値の測定値を音声で知らせる機械が市販されている。薬局で買うことができるとのこと。給付の対象になるかもしれない。早速、薬剤師に相談してみたい。 事業所が対応しないので、同行援護が使えない人が増えている。身体介護ありで申請すると事業者の収益も上がり、対応できる事業者も増えるのではないかとの意見が出された。 通院介助をうけている人は、介護保険になって、1割負担になっているので、自己負担が発生する。 タクシー券の支給は、帯広市は行っているが、音更は現在支給していない。 白杖を持っていて、親切にされることが多くなった感じがする。これは、テレビドラマの影響もあるのかもしれない。 点字よりスマホの使い方を学びたい人が多い。人によっては、習得が難しいこともある。 札幌の地下鉄で、到着したとき、駅名を言ってくれないのは困るが、なんとかならないか。 雪の降るときなど、バス停の降り口が変わるとどこで降ろされたかわからず、困ることがある。 最後に、オンラインでの乾燥について話してもらった。 全然、違和感はない。ビデオでの参加もよいのではないか。 有意義だと感じている。札幌からさんかできるのでありがたい。 自宅でゆったり参加できて、良いと思う。移動が困難なので、オンラインはよい。交流はちゃんとできている。対面も楽しみ。 情報を常に抑えておかなければ、利用できる制度も活用できない。移動手段がない人にとって、オンラインはとてもよい手段になる。 札幌では、オンラインの活用が遅れているように思う。どうして有効活用しないのか疑問に思う。 孫が、休校になったため、授業をオンラインでやっていた。対面もよいが、オンラインもよいと思う。 福祉制度のことなど、とても勉強になる。 毎回、参加者から知らないことを教えてもらえる。勉強になる。オンラインの集まりが全道に広がればよいと思う。 次回は、12月17日(土)午後1時から対面とオンライン併用で行います。 多くの方のご参加をお待ちしています。 第32回ロービジョンケア十勝交流会開催のお知らせ。 †11月19日(土)午後1時から3時までの予定で第32回ロービジョンケア十勝交流会を行います。 今回は、奇数月ですのでグループラインを利用したオンラインのみでの開催となります。 是非、みなさんのご参加をお待ちしています。
第31回ロービジョンケア十勝交流会のお知らせ †10月15日(土)午後1時から3時まで、グリーンプラザで行います。 今回は、会場に集まっての対面での開催となります。
第30回ロービジョンケア十勝交流会のお知らせ †9月17日(土)、午後1時から3時までの予定で第30回ロービジョンケア十勝交流会を行います。 今回は、奇数月ですのでグループラインを利用したオンラインのみでの開催となります。 同日、同じ時間帯でロービジョン旭川も行われます。十勝の集まりに、旭川や札幌、その他の地域からの参加者もおられることから、どちらか一方に参加していただくことになってしまいます。今後については、旭川の集まりに合流することも含めて、今回参加される方で話し合って決めていきたいと思っています。 是非、みなさんのご参加をお待ちしています。
盲導犬育成街頭募金活動のご報告 †9月11日、午前10時から午後1時まで、イトーヨーカ堂帯広店店頭及び2階フロアにて、盲導犬育成街頭募金活動を行いました。 買い物のお客様など、多くの方が募金に応じて下さり、19万3千966円の多額の募金をいただきました。全額、北海道盲導犬協会に寄付いたしました。 また、聴覚障害のある方や、視覚障害の方も、わざわざ2階フロアのイベントコーナーに立ち寄り、募金をしていただきました。 帯広市職員、帯広身障協会会長をはじめ、多くの同会会員も参加していただきました。 募金していただいた方をはじめ、来場いただきました全ての方々、場所を提供していただいた、イトーヨーカ堂帯広店様に厚く感謝申し上げます。 1階の正面入り口では、盲導犬育成募金、盲学校の紹介、盲導犬歩行体験などが行われました。北海道盲導犬協会の職員とPR犬、2人の盲導犬ユーザーと盲導犬、くるみの会メンバーや視覚障害当事者が参加して、募金を訴えました。 また、2階フロアでは、帯広盲学校職員による文字の読み書きや見えにくさなどの相談活動、弱視の子どもの教育相談、目の屈折検査や、教材の展示を行っていただきました。 北海点字図書館からは、目が見えない・見えにくい方の便利グッズなどを紹介・展示していただきました。拡大読書器、音声の体重計、血圧計、電磁調理器、点字版など、補装具や日常生活用具の展示や購入相談も行っていただきました。 めがねの水晶堂からは、拡大読書機とルーペ、暗所支援眼鏡、遮光見本レンズ、遮光オーバーグラス見本を展示していただきました。まぶしい、見えにくいなど、お悩みの方には、認定眼鏡士の相談コーナーもありました。 2人の盲導犬ユーザーから、貴重な体験を話していただきました。その一部を紹介します。盲導犬は生活の中で、とても貴重な存在、行きたいところに行くにはユーザーが指示をしなければならない。盲導犬と会話しながら安全を確保して行動している。まっすぐ歩く、交差点で止まる、障害物を避ける、エスカレーターやドアなどを探す、危険な時は従わない(不服従)。足元は犬任せ、家にはスマホと犬で帰ることができる。盲導犬と暮らして、一人で歩けることにびっくり。冬道は大変だったが、歩くことが苦痛でなくなった。犬のおかげで毎日元気に暮らしている。研修にも行けるようになった。だれかにお願いする人生から、自分で出かけて行って、自分で選んで、自分で買い物ができるようになった。こんな当たり前のことが、とっても幸せに感じるなどと話されました。 ロービジョンケア十勝からは、目が見えにくい方の相談コーナー、ロービジョンケア十勝の活動紹介などを行いました。 見えにくさは様々、環境によっても大きく変わり、行動が制限され、視覚的情報が得られにくいことなどで、消極的になったり、体力低下につながりやすいことなどについても話しました。 また、ロービジョンケアの内容について、様々な情報入手手段があること、各種支援施設・学校、福祉制度、医療機関による支援、当事者同士の情報交換などについての説明をいたしました。 第29回ロービジョンケア十勝交流会のお知らせ †8月6日、午後1時から3時まで、第29回ロービジョンケア十勝交流会を行います。 通常開催は第3土曜日に行っていますが、今回は会場の都合により、8月6日となります。お間違いのないよう、お願いいたします。 新型コロナの感染拡大が急速に進み、第7波が始まったとされますが、国は、今のところ、行動制限は行わないとしています。 感染対策を十分取りながら、開催したいと思います。ご協力ください。 また、会場に拡声装置がないため、今回はオンラインでの参加はできません。どうぞ、ご了承ください。
みなさんの参加をお待ちしています。 第28回ロービジョンケア十勝交流会のお知らせ †新型コロナの感染拡大が続いていますが、行動制限が徐々に緩和され、少しずつ通常の生活に戻りつつあります。 今回のロービジョンケア十勝の交流会は、半年ぶりに対面での開催にします。暖かく、行動しやすい季節でもありますので、是非、会場のグリーンプラザに足を運んでいただければと思います。 また、今回もグループラインの通話機能を利用して、オンラインでも参加していただけます。 第28回ロービジョンケア十勝交流会
みなさんの参加をお待ちしています。 第27回ロービジョンケア十勝交流会開催のお知らせ †新型コロナ感染が、十勝でも止まりません。毎日のニュースを見るたびに、100人を大きく超える日が続いています。 そのため、4月16日に行うことにしています、ロービジョンケア十勝交流会は、 会場に集まって対面で行うことは取りやめ、グループラインを利用した、オンライン のみでの開催とさせていただきます。
みなさんの参加をお待ちしています。 第26回ロービジョンケア十勝交流会のお知らせ †2月19日(土)第26回ロービジョンケア十勝交流会を予定しています。 新型コロナの第6波が猛威を振るい、十勝地方でも深刻な状況が続いています。 前回12月の交流会には、会場にも集まっていただくことができ、久しぶりにお会いできてよかったとの声も寄せられました。 事務局会議で相談した結果、残念ながら、この感染状況の中で、今回は会場での開催は困難という判断になりました。 今回は、オンラインのみでの開催といたします。グループラインを利用しますので、参加される方は、事前にライン登録が必要です。 第26回ロービジョンケア十勝交流会
第25回ロービジョンケア十勝交流会のお知らせ †コロナの感染者はようやく減少に転じました。しかし、第6波が来るのではないかとの報道もあり、海外、特に欧米やアフリカでの爆発的な感染が発生し、油断を許さない状況です。 長く、対面での開催を見送ってきた交流会を、今回は感染対策をとりながら対面とオンライン併用で開催することにいたしました。多くのみなさんのご参加をお待ちしています。 オンラインでの参加は、事前にLINEの登録が必要です。 第25回ロービジョンケア十勝交流会
当初から交流会のお知らせを道新デリバリという地域情報誌に掲載していただき、その記事を見て参加していただいた市民の方が沢山おられました。残念ながら、この情報誌が廃刊になり、市民のみなさんに、この催しをお知らせすることができなくなりました。 この記事をお読みになられた方へのお願いですが、ぜひ、この内容をお近くのお知り合いの視覚に不自由を感じている方、また、その家族、医療・教育関係者、ボランティアの方に広くお知らせいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。 第24回ロービジョンケア十勝交流会のお知らせ †コロナ感染は、急速に減少し、十勝地方では、感染者0という日も多くなってきて いますが、今しばらく我慢の日が続きますね。 感染状況がこのままで推移すれば12月には対面での集まりも可能になるのではな いでしょうか。 さて、第24回ロービジョンケア十勝交流会を以下の内容で行いますので、ご案内 いたします。 第24回ロービジョンケア十勝交流会 10月16日(土)午後1時から1時間程度 今回も前回に引き続き、オンラインのみでの開催となります。グループラインを利用して行います。 開催の十分前から、入室できます。 多くのみなさんのご参加をお待ちしています。 お問合せ:ロービジョンケア十勝 リンク集 †
Counter: 72,
today: 1,
yesterday: 0
|