対象者は、入所施設・病院を退所や退院したり、特別支援学校(旧養護学校)を卒業した人や継続した通院により症状が安定している人で、地域生活を営む上で、生活能力の維持・向上等のための支援が必要な知的障害者・精神障害者です。
訓練内容は、食事や家事等の日常生活の向上のための支援とあわせて日常生活上の相談支援、就労移行支援事業所等の関連サービス機関との連絡調整を行います。これらのことを通じて地域生活への移行や地域生活をするうえで必要な能力の向上をはかります。訓練期間は2年(とくに長期にわたって入所。入院をしていた人は3年)を標準としています。長期入所・入院の人は2年間、特別支援学校卒業生等は1年間の通所期間とその後1年間の訪問期間が設定されています。