第52回ロービジョンケア十勝交流会のお知らせ †視覚障害者当事者だけでなく、ご家族や、その知人、医療・教育・福祉関係者など、どなたでも、ご自由に参加できます。お気軽にご参加ください。
第51回ロービジョンケア十勝交流会のご報告 †とても暑い日でしたが、オンラインを含めて13人が参加しました。 参加者からの近況を報告します。 住んでいるマンションの10階会談にマイマイガが見つかった。放置したら増えて 大変になると思っている。 身障手帳の申請を済ませ、近々交付される予定。スーパーで果物を買った際、イチ ゴと間違えてミニトマトを買ってしまった。気が付いて返品した。きれいなケースに 入っていたので間違えた。だんだん見えにくくなってきているのかなあと感じている 。 脳ドックにいった。脳は大丈夫と言われた。目は両眼、加齢性黄斑変性症と診断さ れた。 暑い日が続いているが、毎日規則正しく食べて、普通に暮らせている。特に変わっ たことはない。 玄関の上にスズメバチが巣を作っていた。専門の業者を頼んで駆除してもらった。 2万円ほど料金がかかった。 15センチくらいのスズメバチの巣があり、自力で駆除した。自宅マンションの会 談にも巣が作られ、管理人さんに対応してもらった。 十勝地区の障害者スポーツ交流会があり、ボッチャの体験に参加。本格的な大会で 、視覚障害者に対しては、ボールがどのようにおいてあるのかを言葉で知らせるとル ール違反になるため、ボードを準備していて、ボールの位置を表すマグネットを貼り 付けてあるので、それを見て概ね判断することができた。なかなかうまくはいかなか った。担当者が最初から最後まで付き添ってくれたので、不安に感じることはなかっ た。 ツアーで利尻・礼文に二泊三日で行ってきた。ジャンボハイヤーで7人で行った。 うに丼が一人前9千円、高いのであきらめた。でも、素晴らしい景色を見て、行って よかったと思った。 今年の暑さで心身ともに疲れてしまっって、元気が取り戻せない感じ。 先月からB型作業所に通所している。いろんな人がいて、楽しく感じている。きょ うも、みなさんと一緒にマクドナルドで食事をして、楽しんだ。 腰痛になり、介護職を辞めた。 暑い中の歩行訓練は大変。ネッククーラーというものを使ってみたが、期待通りの ものではなかった。 暑さ対策のため、冷風機を買おうと思っている。それに対し、会場から、使った感 想などが話され、あまり冷える感じがしない、スポットクーラーの方がまだよい、な どの助言があった。 視力が低下して、不便を感じることが多くなってきている。まったく見えなくなる ことへの不安は少しある。なるべくいろんなところに出かけるように努力している。 買い物では買うものをまちがえることもある。ローソンで、店内でカメラを使わない ようにとの発表があった。ロービジョンの人は、困るのではないかと心配。 点字ブロックをさえぎるように木がふさいでいるので、そこを迂回して歩いている 。なんとかならないか。 熊出没注意の看板は設置してくれたが、草はぼうぼうで川が見えないくらい、なん とかならないか。 その他、様々な発言がありました。 第50回ロービジョンケア十勝交流会の報告です。 †6月21日、第50回ロービジョンケア十勝交流会を行いました。 暑い中ではありましたが、14人が参加して開催しました。 今回は、参加者それぞれが自身の近況や関心事を報告し、活発な情報交流の場とな り、いつものことですが、健康問題から社会活動、公共サービスの利用体験まで、多 岐にわたる話題となりました。 次に、参加者からの近況を報告します。 病院での爪切りサービスが一度中止され、1本330円という有料化が検討されたが、 その後従来通り無料でやってくれることになった。一安心。 この件は、ケアマネの方が、デイサービス関係者の間でも話題になり、サービスの 質や費用に関する関心の高さが伺えた。 視力低下が進行し、身体障害者手帳(黄斑変性)の申請を検討している。視覚障害 が進行性の病気である場合もあるという現実を改めて示した。しかし、「脳が全部、 見えてるように作り変えてくれるから」という発言や、「みんな若造りに見える」と いうユーモラスな感覚は、困難な状況の中でも前向きに捉えようとする姿勢が伝わっ てきた。また、薄暗い場所での視覚の困難さや、脳による視覚情報の補完機能につい て具体的な例を挙げて説明した。 夏の熱中症の注意喚起や、自身の体重増加と腰痛の経験は、季節の変わり目や身体 の変化に対する注意喚起となった。若いつもりでいても身体は正直であるという言葉 もあった。 病気による体調不良が続く中で、周囲の人々やタクシー運転手からの親切な助けに 感謝する。 自身の視覚障害と向き合いながら、「皆さんと一緒に頑張らなければいけない」と いう前向きな言葉があった。 血圧が高めであるものの、体調に大きな変化がないため、無理に気にしすぎないよ うにしているという発言があり、自身の身体と冷静に向き合うことの重要性を話した 。 ブラインドサッカーの普及活動や、障害福祉課でのアプリ導入による情報共有の進 展など、具体的な取り組みについて話した。特に、同行援護サービスを通じたチーム への寄付は、地道な活動が確実に実を結んでいることを示しており、参加者にとって 大きな励みとなった。雨天時のイベント対応や、他団体との連携の模索は、活動の幅 を広げようとする熱意が感じられた。 帯状疱疹になった。病気によるあまり痛みは続かなかった。完全回復との報告があ った。 路線バスで盲導犬同伴の乗車を拒否されたという経験は、いまだに盲導犬への理解 が浸透していない現状を浮き彫りにした。しかし、その後の運行管理者や運転手の対 応改善、そして親切な近所の方の助けがあったという報告があり、参加者からの共感 もよせられた。 帯状疱疹の予防接種体験や、自身の症状が軽度であったという報告は、同じ病気に 関心を持つ参加者にとって貴重な情報となった。また、読売新聞の記事を引用して紹 介した大樹町の温泉や化粧品開発の話は、地域の魅力を再発見し、活性化に貢献しよ うとする報告であった。 昨年春に帯状疱疹を経験し、比較的軽症で済んだという話があり、病気の症状には 個人差があることを伝えた。 夜間中学でのボランティア活動の紹介があり、年齢や学歴を問わず「学びたい」と 願う人々を支援する活動を行っている。学びたい人を募集している。 猛暑の中での白杖歩行訓練中の熱中症経験は、夏場の活動における健康管理の重要 性を改めて認識させた。 JR北海道の盲導犬に対する素晴らしい対応に対し、旭川の団体が感謝状を贈呈した という報告は、「できないこと」だけでなく「できたこと」に光を当てることの重要 性を教えてくれた。ポジティブな評価が、より良いサービスへと繋がるという視点は 、今後の社会活動において非常に参考になると感じた。 LINEでの情報共有、特に爪切りの話で、参加されたケアマネの職員の方がこのこと を廻って、職場で話題にして、「それはおかしいよね」など、様々な意見が出たこと が話題になり、この交流会の文書での報告もそれなりに役立っていると感じた。 盲導犬を同伴しての飲食店利用がスムーズだった経験から、社会の理解促進の必要 性を改めて強調した。 LINEグループでの名前表示に関する意見が出され、視覚障害を持つ人々にとって、 文字情報の読み上げや確認のしやすさがどれほど重要であるかを示した。フルネーム やひらがな表記への配慮は、情報伝達のバリアフリー化に繋がる。 続いて、今後のイベントの報告がありました。 iPhone操作練習7月19日(土)にA集会室で開催。少人数での開催が多いものの、広 い会場を確保しているため、より多くの参加者を募っています。 次回のロービジョン交流会は、8月2日(土)、A集会室で開催されます。普段より 広い会場となりますが、多くの参加者を歓迎します。 北海道盲導犬協会主催の盲導犬体験セミナーが、8月23日(土)から24日(日)に かけて、札幌の北海道盲導犬協会で開催されます。盲導犬との生活を具体的に体験す ることで、より深い知識と理解を得ることを目的としており、視覚障害者手帳を持つ 15歳以上の方が対象です。交通費は自己負担ですが、参加費は無料です。 十勝の旅を使用(15回目)は、8月31日(日)大樹町の宇宙基地を見学します。ロ ケットの模型に触れる体験も予定されており、普段なかなか訪れることのできない場 所での貴重な体験が期待されます。参加制限はなく、複数台のバスを用意することも 可能とのこと。 盲導犬体験・募金活動 9月14日(日)に旧ヨーカ堂で開催されます。また、よつ 葉アリーナでは、11月30日(日)、目のことなんでも体験会を行います。ブラインド サッカーの体験会なども同時に開催され、視覚障害者のスポーツや活動を広くアピー ルする機会となります。 第49回ロービジョンケア十勝交流会のご報告 †第49回ロービジョンケア十勝交流会を4月19日、北海点字図書館会議室で、Z oom併用で開催しました。 オンラインでの参加者を含め、14人が参加しました。 近況報告の後、マイナ保険証、爪切り、詐欺対策などについて話し合いました。 マイナ保険証について、現時点では、身障者に対応した機能がないため、保険証と しての利便性はないが、視覚障害者の場合、運転免許証がないので、マイナカードを 身分証明書として利用はできる。 全盲の方が、帯広市の担当課で、マイナカードを作成しようとしたら、「目を開い てください」等と言われ、作成できなかった。本人はとてもショックを受けた。こん な人権侵害はないと感じたとの話があった。 ある病院で、爪を切ってもらっていたが、この次から指1本につき、330円かか りますといわれた。20本お願いすると6600円かかる。どうしようかとの相談が あった。それに対して、自分で爪切りをする方法が提案された。良い爪切りを購入し て、自分で処置するのが良い。爪やすりを使ってなるべく頻回にやすりをかけるとよ いのではないか、などなど。 警察からの電話と見間違う番号からの電話がかかってきている。それに対して、ど う対処してよいかとの問いかけがあり、そのような不審な着信には、すぐ出ないほう が良いのではないか、また、出てしまった場合もこちらからすぐ声を出すのではなく 、相手の様子をじっくり聞いてから、対応するのがよい、その場合は、だいたい相手 から切ることが多い。また、切断した後、電話番号を検索して、悪意のある電話かど うかを確認することも大事とのアイディアも出された。 5月18日に、北海点字図書館と十勝視覚障害者の会が主催する、「あしらせ」体 験会があるので、ぜひ多くのみなさんに参加してほしいとの連絡をしました。 次に、その実施の概要をお知らせします。
実施内容 あしらせの担当スタッフが、あしらせ本体とスマホを持って来てくれるので、数名 ずつ順番に屋外での歩行体験を行います。 体験時間は1人30分~45分程度。 体験の際は、あしらせスタッフが1人に対し1人が対応。 とかちプラザの会議室を借りているので、順番待ちなどの控え室に使ってください 。 あしらせは靴に振動する機器を取り付けるため、おしゃれな靴や丈の長い靴などは 避け、動きやすいものを履いて参加してください。 様々な歩行環境、白杖の有無、盲導犬歩行、単独歩行か第三者との歩行などが可能 です。 ぜひ、多くのみなさんのご参加をお待ちしています。 最後に、第50回ロービジョンケア交流会のお知らせです。 次回は、6月21日、第3土曜日、いつものようにグリーンプラザB・C会議室で行 います。 こちらへのご参加もよろしくお願いいたします。 。 第48回ロービジョンケア十勝交流会のご報告 †今回は帯広市を中心に襲った大雪の後だったことから、話題はそのことが話題の中心になりました。 胸の高さほどある雪で、その状態がはっきり見えず、除雪はとても苦労した。 ちょうど2月4日、北見への出張があり、4日間足止めになった。帰りも、網走、釧路を経由してJRで8時間かかって、ようやく帯広に帰ってきた。翌週、網走の先まで流氷を見に行った。 車道が狭く、車での移動が1週間以上困難だった。玄関前の除雪をしたが、除雪をしているのか散らかしているのかわからない状態だった。危なく遭難しかかった。LINEなどを使って、みなさんの困りことがないかなど、大変さを共有できればよかったと思う。 今回の雪では、いろいろ翻弄させられた。陶芸教室に参加する予定だったが、誘ってくれた人も来られなかったため、3名ほどしか参加していなかった。同行援護の人が来てくれた。また、買い物もあらかじめ同行援護をお願いしていたら、その時も来てくれた。大雪の中、同行援護の担当者の努力に感謝している。ボミステーションの周りの雪かきをしたため、腰を痛めてしまった。 前回、Zoom参加だったが、画面越しでは、なにか一体感がなく、寂しく感じた。隣近所のお年寄りの住む4人の人の雪かきをして大変だった。へとへとになった。 この2月から、気分転換と認知症予防のため、デイサービスに通い始めた。想像していたより、来ている人は元気だった。 家の周りの除雪をやってみた。目印になる車も見えず、雪の山だったことに驚いた。ようやくのことで雪山を片付けたところに屋根の雪が落ちてきたりして、大変な思いをした。デイサービスに行っているが、雪の日にはさすが休みになった。翌々日から施設は再開した。 ガイドヘルパーをしている。雪当日は休んだが、翌日は利用者も困っているだろうからと思い、利用者のところに行った。このような時、体の不自由な人は本当に大変だと思う。このようなことをどこにぶつけたらよいのだろうと思い心配になった。 脊柱管狭窄症で通院しているが、大雪の時予約していたが、通院できなかったので、痛い日が続いてしまった。でも、いろいろな人の助けで乗り越えることができた。 目は見えるが、知的な部分で姉の力を借りたりして生活している。おぼつかないこともたくさんあり、歯がゆいことも多い。ついていくのが精いっぱいだけど、頑張っていきたい。 団地に住んでいて、除雪が入ったのが6日で、その日居たお年寄りの人がショベルの手伝いをして、5時間かかった。膝が悪くて曲がらなかったが、なんと除雪後膝が曲がるようになってリハビリになった。 4、5日、歩道が全く開かず、盲導犬も1週刊ほど外に出られなかった。歩道が開いてから、盲導犬と一緒に雪の塊をよけながら歩いた。盲導犬も4歳になり、だいぶ落ち着いてきた。 除雪を業者に頼んだ。22000円かかった。 帯広市内のバスが2週間動かなかったため、何キロも職場に歩いて通った人がいたり、通院に不便を感じた人もいた。 車道を通学する子どもが歩いているという危険な状況もあった。 B型作業所で働いている4日間完全に休業になった。こんなことは初めてだった。 網膜色素変性症があり、白内障が進行していて、その手術をしてよいかどうか悩んでいる。参加者から、いろいろな助言があった。 今回は15人が参加しました。 次回4月の交流会は、グリーンプラザの会議室が利用できないため、北海点字図書館の会議室をお借りして開催します。 メニュー †
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