交流会の記録
第51回ロービジョンケア十勝交流会のご報告
とても暑い日でしたが、オンラインを含めて13人が参加しました。
参加者からの近況を報告します。
住んでいるマンションの10階会談にマイマイガが見つかった。放置したら増えて
大変になると思っている。
身障手帳の申請を済ませ、近々交付される予定。スーパーで果物を買った際、イチ
ゴと間違えてミニトマトを買ってしまった。気が付いて返品した。きれいなケースに
入っていたので間違えた。だんだん見えにくくなってきているのかなあと感じている
。
脳ドックにいった。脳は大丈夫と言われた。目は両眼、加齢性黄斑変性症と診断さ
れた。
暑い日が続いているが、毎日規則正しく食べて、普通に暮らせている。特に変わっ
たことはない。
玄関の上にスズメバチが巣を作っていた。専門の業者を頼んで駆除してもらった。2万円ほど料金がかかった。
15センチくらいのスズメバチの巣があり、自力で駆除した。自宅マンションの会
談にも巣が作られ、管理人さんに対応してもらった。
十勝地区の障害者スポーツ交流会があり、ボッチャの体験に参加。本格的な大会で
、視覚障害者に対しては、ボールがどのようにおいてあるのかを言葉で知らせるとル
ール違反になるため、ボードを準備していて、ボールの位置を表すマグネットを貼り
付けてあるので、それを見て概ね判断することができた。なかなかうまくはいかなか
った。担当者が最初から最後まで付き添ってくれたので、不安に感じることはなかっ
た。
ツアーで利尻・礼文に二泊三日で行ってきた。ジャンボハイヤーで7人で行った。
うに丼が一人前9千円、高いのであきらめた。でも、素晴らしい景色を見て、行って
よかったと思った。
今年の暑さで心身ともに疲れてしまっって、元気が取り戻せない感じ。
先月からB型作業所に通所している。いろんな人がいて、楽しく感じている。きょ
うも、みなさんと一緒にマクドナルドで食事をして、楽しんだ。
腰痛になり、介護職を辞めた。
暑い中の歩行訓練は大変。ネッククーラーというものを使ってみたが、期待通りの
ものではなかった。
暑さ対策のため、冷風機を買おうと思っている。それに対し、会場から、使った感
想などが話され、あまり冷える感じがしない、スポットクーラーの方がまだよい、な
どの助言があった。
視力が低下して、不便を感じることが多くなってきている。まったく見えなくなる
ことへの不安は少しある。なるべくいろんなところに出かけるように努力している。買い物では買うものをまちがえることもある。ローソンで、店内でカメラを使わない
ようにとの発表があった。ロービジョンの人は、困るのではないかと心配。
点字ブロックをさえぎるように木がふさいでいるので、そこを迂回して歩いている
。なんとかならないか。
熊出没注意の看板は設置してくれたが、草はぼうぼうで川が見えないくらい、なん
とかならないか。
その他、様々な発言がありました。
第52回ロービジョンケア十勝交流会の報告
10月18日、第52回ロービジョンケア十勝交流会を行いました。
最初に、参加者全員の近況報告をおこないました。
様々な行事に参加するように努力している。参加することに意義があると思って参加している。
盲導犬の街頭募金にボランティアとして初めて参加した。元気に参加しているのを見て勇気をもらった。盲導犬歩行体験もさせてもらい、力ずよく誘導してくれることに感動した。機会があればまた参加したい。
還付金詐欺の電話があった。詐欺に気づいて電話を切ったが、後で娘に叱られた。
自宅に帰るために、盲導犬同伴でタクシーに乗ろうとしたところ、運転士から、生き物はケイジに入れてくださいと言われた。乗り込んだところ、しっかり動かないように抑えていてくださいといわれた。後で、ハイヤー会社に電話でその旨を運行管理者に伝え、それは大変失礼しましたと言ってもらった。そして、会社にそのことを掲示してくれていたことがわかった。会社はきちんと対応してくれたので良かった。
映画「国宝」を見た。3時間あっという間だった。そのあと、十勝マルシェにも行った。人込みで、見えにくい者にとっては大変だった。
障害者の電子手帳を作り、バスで提示してみたら、理解してくれたようで良かった。見えにくくなり、人ごみは苦手になってきている。
空いているドアにぶつかっておでこに絆創膏を張り、恥ずかしい思いをしている。犬と毎日散歩しているのがとても楽しい。
今回は新しい参加者ご夫妻を迎えての開催でした。その中で、家庭の中での当事者の奥さんからの悩みが話され、それをめぐっての参加者からのアドバイスを中心に交流が行われました。
出歩くことが多くなったが、当事者の夫をどのように誘導したらよいかわからず苦労している。特に会談が難しい。家の中でドアにぶつかってケガをすることもあったなどなどの悩み。さらに、妻から、今にいたるまでの経過が話された。旅行での失敗談や、ぶつかって血だらけになったことなどがあり、スーパーで迷子になることや人とぶつかるなどして、外出しないようになった。札幌のロービジョン外来を受診し、そこからもやもやが晴れるように、いろいろなことがわかり始めてきた。ロービジョンケア十勝の存在を教えてもらった。様々な工夫があることがわかって良かった。
今は、日常用具の工夫などをして生活している。
次回の交流会は12月20日午後1時からです。場所はグリーンプラザB、C会議室です。
第53回ロービジョンケア十勝交流会のご報告
2月21日、おこなった交流会のご報告です。
AIがいろいろなことができるようになって、AIに音楽やショート動画を作らせて楽しんでいる。少し目がつらくなってきたので休もうかとも思っているが、音楽の作成はもう少しやっていきたい。
何かをしなければと思っているが、その何かがよくわからないうちに時が過ぎている。日常の様々な動作で、ほかの人のお世話にならないよう努力している。ロービジョンにも参加してみんなの話を聞いて、健康に過ごしていきたい。
タッチボイスと声で知らせる温度湿度計が届いた。真夏の暑い日などは体調管理などに活用していきたい。
白内障の手術を12月に行った。視力が0.2上がり、0.6から0.8に上がって良かったと思っている。医者に免許が取れるねといわれた。(周辺が見えないのであくまでも冗談)B型作業所の業務形態が変わるといわれた。賃金が今までの半分になるといわれた。4月からどうしようかなと考えている。歩道を歩いていて屋根からの落雪が心配だ。
昨年秋骨折をしたが、今年に入り左肩を転んで打撲した。その後40度近い熱が1週間続いた。異常なしと言われた。
以前行っていた作業所をやめた。新しい事業所に送迎してもらって面接を受けた。
今まで使っていた家電が次々と壊れた。
ロービジョンの方はどのように選挙の投票に行っているか気になる。参加者から聞きたい。
20年前、目の充血で病院に行ったところ、それはそのままで治りますよといわれた。眼底検査で緑内障の疑いがあるといわれた。初期だから大丈夫とのことだった。数年前に手術を受けた。視力がかなり低下し、それまで車に乗れていたのに、それができないのでショックだった。別の医師に診てもらったところ、これから手術をするとさらにもっと視力が落ちるといわれている。現在、片眼は全く見えず、もう片方は0.2程度。細かいものが見えず不便を感じている。
バスから降りたとき、雪山がありバスとその山の狭い間を盲導犬と一緒に歩いて歩道に上がるということがあり、別の時、若い運転士が「降りれますか?」と声をかけてくれて、運転席から降りて、水たまりがあるので、バスを少し動かしますといって、無事降りることができた。また、別の時、バスが混んでいて座るところがなかったため運転士が」どなたか席をお譲りください」といってくれ、席に座ることができた。とてもありがたかった。
続いて、投票場でどのように投票したかという話題になりました。
夫と一緒に行き、文字は書けるので、係りの人にはみ出してもよいかと確認したうえで、自分で書いて投票した。裁判官の投票はしるしをつけるところがわからないのでそのまま投票した。
期日前投票に市役所にいったが、係りの人が二人来て口頭で伝えて投票した。親切だった。
口頭で投票を依頼するときは、周りの人に聞こえて、投票しにくいのではないかという意見もあった。
ヘルパーに同行してもらって期日前に投票した。
期日前投票はすごい人だった。投票券のチェックが甘いように感じた。比例と裁判官審査の用紙を一緒に渡されたので、間違う人もいるのではないかと心配。
投票をすませた人に期限切れ間際のカンパンを配っている自治体もあった。
盲導犬と一緒に投票所に行ったので、係りの人が親切に対応してくれた。投票はスムーズにできた。
土足で投票所に入れなくなっていた。
自筆で投票するために、クリアファイルをくりぬいて記入位置を固定する方法がある。
市立図書館とほくてんからCDを借りて聞いている。私にとってはラジオとCDはとても大事。なすの会のCDも借りている。
今回は、タッチボイスと温度・湿度計を見せてもらい、活用方法の説明をしてもらいました。
図書館友の会から、障害者の利用に関する冊子ができているので、それをみなさんに読んでもらうため、音訳、点字、テキストデイジー版を作成するとの報告がありました。また、土曜日2時から4時までの時間枠で対面朗読サービスを行っているので、ぜひ利用してほしいとの連絡がありました。
今回の参加者はオンラインを含めて14人でした。
第54回ロービジョンケア十勝交流会のご報告
日時: 2026年4月18日(土) 13:00 - 15:30頃
場所:グリーンプラザ
当日は快晴で、桜の開花が始まった帯広の穏やかな春の中での開催でした。
参加者の近況報告と日常生活の工夫
各参加者から、視覚障害を抱えながらの生活の現状と、独自の工夫が報告されました。
1月に目の手術を受け、順調に回復しています。2月には札幌の盲導犬協会で12日間の生活訓練(白杖歩行、点字、音声PCソフト等)を受け、有意義な時間を過ごしました。現在は、雪解け後の白杖訓練や、将来を見据えた点字・盲導犬体験の継続を検討しています。バス利用時には運賃箱が見えにくい苦労がありますが、スマホの最大文字設定やGoogleマップの音声案内を活用しています。
MacBookのアクセシビリティ機能(マウスを当てた場所の拡大・読み上げ)を独学中です。外出時は、暗い入り口でドアが見えないなどの苦労があるため、懐中電灯を常用して対応しています。
3ヶ月前の手術後、左右で見える像の大きさが異なる、あるいは光が眩しすぎて見えなくなるといった新たな症状に直面しています。また、最近、救急搬送され、一時入院していました。
春になり活発に活動していますが、庭仕事中に跳ね返った木で指を負傷し、指一本使えないだけでも生活がいかに不便になるかを痛感したと語りました。
ラジオや市の図書館・ナスの会から届くデイジー図書(CD)を毎日何時間も聴くことを楽しみに、規則正しい生活を送っています。
3月から新しい事業所に通い始めました。スタッフの「無理しなくていいよ」「何でも聞いて」という温かい言葉が癒やしとなり、前向きに働けています。
強い春の日差しで眼球が痛むことがありましたが、遮光眼鏡を着用することで劇的に改善しました。
ピック病(認知症の一種)を患う姉が店で商品をカバンに入れてしまった際、警察や店側が病気に深い理解を示し、穏便かつ優しく対応してくれたエピソードを共有しました。
<補助犬同伴を巡る問題と成功体験>
盲導犬を連れての飲食店利用について、活発な意見交換が行われました。
入店拒否の事例:帯広の老舗すき焼き店に電話で同伴を打診したところ、断られました。当日は犬を置いて家族と訪問しましたが、帰りに盲導犬サポートの資料を提示し、法的な理解を求める活動を行いました。
別の盲導犬ユーザー(オンライン参加)の交渉例: レストランで断られた際、「厚生労働省のHPで補助犬について調べてください」と粘り強く伝え、30分待機して入店を実現させた経験を語りました。今ではそのお店もスムーズに利用できるようになっています。
周囲の理解を得た例: ラーメン店では、店員が他のお客さんに「入れさせてあげて」と頭を下げて回ったことで、全員の快諾を得て気持ちよく食事ができた例が共有されました。また「藤森食堂」では、盲導犬の健気な姿に社長が感銘を受け、社会に広めるべきだと賛同してくれました。
自身の複雑な症状をChatGPTで整理し、質問リストを作成して医師に提示しています。これにより、医師とのやり取りがスムーズになり、納得感のある診療につながっています。
身だしなみの工夫: 靴下の色違いや衣類の前後逆を防ぐため、「スマホで写真を撮って確認する」ことや、「同じ色の靴下を複数揃える」といった工夫が挙げられました。ヘルパーに対し、服装の乱れをはっきり指摘してもらう関係性を築くことの重要性も議論されました。
移動の知恵: 明るい外から暗い室内に入る際は、「室内に入ってからサングラスを外す」ことで、見えにくさを和らげる工夫が紹介されました。
入院生活の体験を通じ、病院側の対応にばらつきがあることが指摘されました。
移動支援: 看護師によって、肩を貸してくれる、腕を引っ張る、あるいは一人で歩かされるなど対応が異なり、手引きの統一性を求める声が上がりました。
ナースコールが押しづらい: 多忙な看護師を呼ぶことに気後れし、トイレをギリギリまで我慢してしまう心理的な負担が語られました。
食事説明: クロックポジション(時計の針の位置に見立てた説明)による配慮に感謝しつつも、人によって正確さに差がある実情が報告されました。
<障害者の就労支援>
2026年4月からの法定雇用率の引き上げを踏まえ、これからの働き方について議論されました。
B型事業所の現状: 利用者が通う事業所では賃金体系が変わり、基本時給が300円に下がったことで、モチベーションの維持が課題となっています。
新たな選択肢: スキルがある場合は、雇用契約を結ぶA型事業所や一般就労を視野に入れるべきとの助言がありました。
公的サポート:「ジョブコーチ」や、職場に拡大読書器等を導入する「助成金」、「十勝障害者就業・生活支援センター」の活用などが紹介されました。
事務局からの連絡と今後の予定
北海道盲導犬協会: 4月26日にオープンデーを開催(約1200名来場予想)。5月9日にはロービジョンケア研修会(講演)を開催。
来帯者: 6月16日、静岡県から盲導犬ユーザーが、依田勉三の縁で帯広を訪れる予定です。
6月28日に然別湖の遊覧船乗船と士幌町ヌプカの里でのバーベキュー、8月23日に「十勝の旅をしよう」の日帰り旅行を計画しています。
十勝デイジーの会の紹介:1冊の図書を作成するためにボランティアが注ぐ膨大な労力と、情熱について感銘を受けたという報告がありました。
第55回ロービジョンケア十勝交流会のご報告
6月20日第55回交流会を行い、看護師やケアマネ、介護士、ボランティアを含めて22人が参加しました。
参加者は、全く光を感じない全盲の人から、視野が極端に狭い人、特定の距離だけが見える人、あるいは手術を経て視力が変動し続けている人など、様々な見え方の人が参加しました。ここには「見えるか見えないか」という二元論では語れない、視覚障害の複雑さがあります。
参加者たちは、自身の病名(緑内障、網膜色素変性症、黄斑変性症など)と共に、霧の中にいるような感覚や、針の穴から覗くような視野、あるいは光の眩しさといった、日々の具体的な「見え方」を知ることから交流を始めました。
社会の「進化」がもたらす新たな障壁として、ハイテク・トイレの問題があります。
公共施設のトイレにおける使い勝手の問題です。
JR駅や公共施設で導入が進んでいる「手をかざす」タイプの非接触センサー式ドアや洗浄ボタンが、視覚障害者にとって大きな混乱を招いています。
音声で「手をかざしてください」とアナウンスされても、具体的に「どこに」センサーがあるのか、物理的な突起がないため手探りで見つけることができません,。
また、ガイドヘルパーに付き添われて入室した際、ガイドが外からドアを閉めてしまうと、システムが「中には誰もいない(退室した)」と誤認し、鍵がかからない、あるいは外から簡単に開けられてしまうという事態が起きます。実際に、使用中に突然ドアが開いてしまい、他者と鉢合わせるという苦痛を伴う事例が報告されました。
緊急呼び出しボタン、洗浄ボタン、乾燥ボタンがフラットなパネルに並んでいるため、意図せず緊急ボタンを押してしまうリスクが常に付きまといます。この問題に対し、当事者たちは以下のような回避策をアドバイスしました。
広すぎる多目的トイレは、壁のボタンまで距離があり、配置も施設ごとにバラバラです。そのため、あえて狭い一般の個室トイレを選び、物理的に位置を把握しやすくするという工夫です。
新しいタイプのトイレを使用する際は、事前にガイドと共に、ここがセンサー、ここが鍵と触って確認し、練習することが必要です。他の参加者からも同じような意見が出されました。
手術に失敗するなどして、絶望の中にいる中途視覚障害者にどう向き合うべきかという問いに対し、先輩当事者たちから重みのあるアドバイスが送られました,。
見えるはずだったという期待を裏切られた時の絶望は、砂を食べているような味気ない日々をもたらします。多くの当事者が、「半年から1年は絶望して当然」と語ります。無理に前を向かせようとする励ましは逆効果であり、本人が自分の不自由さを認め、苛立ちをぶつけながらも、少しずつ今の自分を受け入れるための時間が必要ではないかと話し合われました。
同じ境遇の仲間と出会い、「自分だけではない」と感じることも、最大の特効薬になります。この交流会そのものが、愚痴をこぼし、情報を得ることで、生きる意欲を再燃させる場となっているという発言もありました。
生活の質を維持するための具体的なツールや工夫についても、活発な情報交換が行われました。一人暮らしの視覚障害者にとって、冷蔵庫内の食材を把握することは至難の業です。特殊なシールにペンで声を録音し、シールに触れると「これは小松菜です」などと再生される「タッチメモ」という道具が紹介されました。
また、冷蔵庫を一度空にしてから、必要なものを1週間分だけ補充することで、記憶を頼りに管理しやすくする手法も提案されました,。
中途失明後、サックスの習得に挑戦し始めた参加者からは、「楽譜が見えない」という悩みが定期されました。それに対して、点字楽譜の活用や、盛り上がるペンで音符を立体化するアイデア、あるいはスマホの拡大機能を駆使して独自の譜面を作るなど、音楽を楽しむための支援が議論されました。
社会的なトラブルに関するニュースも共有され、視覚障害者が外出する際の安全確保の難しさが浮き彫りになりました。
リードを付けていない小型犬が盲導犬に接近し、盲導犬が驚いて急停止したことで飼い主が転倒負傷したという訴訟事件が紹介され、盲導犬に勝手に触る、声をかける、食べ物を与える、あるいはペットの犬を近づけるといった行為が、いかに使用者にとって致命的な危険(交通事故など)を招くかが再確認されました。依然として飲食店などで「犬は困る」と断られるケースが後を絶ちませんが、当事者たちは、丁寧な対話を通じて理解を広げていく粘り強いアプローチを続けています,,。
8月23日に予定されている、毎年恒例の「十勝の旅をしよう」の計画が紹介されました。
今回の旅のハイライトは、浦幌町立博物館における特別展示です。
通常の博物館では「お手を触れないでください」という規制がありますが、今回は学芸員の全面協力により、普段は収蔵庫にある熊の標本などを、特別に手で触れて鑑賞することが許可されました。見えないから楽しめない」のではなく、触覚を通じて歴史や自然を感じる、視覚障害者主体の観光です。
最後に、ホームページをアクセシブルに刷新したことが報告され、これまでは全体としてコンテンツが整理されておらず、ごちゃごちゃした感じがありましたが、当事者の意見を取り入れ、より使いやすいインターフェースへと改善しました。
行政の制度、最新の便利グッズ、あるいはトイレの閉め方といった些細なコツに至るまで、当事者同士が情報を共有し合うことが、孤立を防ぎ、困難な外出の自由を取り戻す道であることが皆で共有できたように感じました。
次回の交流会は、8月1日開催する予定です。